ドライアイ外来
ドライアイチェック表

ドライアイとは

ドライアイとは

ドライアイイメージ画像1

 ドライアイとは、涙の質・量が変化し、その結果として角膜や結膜の表面に障害が出てしまう状態のことをいいます。

 通常の目は、まばたきをすることによって、いつも涙が眼の表面を覆い、乾燥やゴミ、細菌などから目を守っていますが、何らかの原因によって、涙の量が少なくなったり、涙の成分のバランスが変化すると、黒目(角膜)が乾いた状態になり、目の表面を保護できなくなってしまいます。この症状を、ドライアイといいます。自分では気がつかないうちに、ドライアイの症状がすすむことも多いようです。

 日本人の約800万人がドライアイ患者ともいわれ、オフィスワーカーの約75%がドライアイの可能性があり、3名に1名がドライアイだともいわれています。

ドライアイの症状

眼瞼下垂イメージ画像1
  • 目が乾く
  • 充血する
  • 目が疲れやすい
  • なんとなく目に不快感がある
  • 目が重い
  • 異物感がある
  • まぶしく感じる

ドライアイの初期は、目をあけるのがつらい、目が疲れやすいなどといったあいまいな症状だけなので、 自分で気づきにくいという特徴があります。

ドライアイの原因

ドライアイイメージ画像3

VDT(visual or video display terminals)作業

 パソコン・TV・ゲーム・携帯メール等、画面を見続けること。

 画面を見続けると、知らないうちに目を大きく開け、まばたきの回数も減少することで、目の表面が乾いてしまいます。

コンタクトレンズの使用

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 コンタクトレンズのまわりに涙が奪われ、目の表面の涙が均一でなくなります。

 特に、ソフトコンタクトレンズはコンタクトレンズ自体が涙を吸収し、レンズの表面より水分を蒸発させてしまいます。

ドライアイイメージ画像5

エアコンなどによる空調

 特に低温・低湿度の環境では涙が乾燥してしまいます。

ドライアイの原因として、その他に加齢、ストレス、膠原病(こうげんびょう)などの全身の病気に伴うものや内服薬などが挙げられます。

ドライアイの検査

ドライアイの検査

視野計

 目が乾く・疲れるなどの自覚症状が続くようなら、ドライアイかも知れません。

 ドライアイの自覚症状を治して、快適な毎日を過ごすためにも、まずは眼科での受診をおすすめします。

ドライアイの検査内容

  • 涙の量をはかる検査
  • 涙の安定性をはかる検査
  • 目の表面の傷を調べる検査

などがあり、最終的に検査の結果と診断内容によってドライアイかどうかが判断されます。


ドライアイの治療方法

緑内障検査受診の流れ4

人工涙液(涙の成分の目薬)の点眼

ドライアイイメージ画像7

「マイティア」など人工涙液(涙の成分の目薬)を点眼することで、ドライアイの症状を和らげます。
ドライアイの症状を和らげるための点眼薬は、防腐剤・保存剤の含まないものが望ましいです。
角膜に傷のあるドライアイの場合、角膜保護作用のあるものを点眼して下さい。

涙点プラグにて涙点をふさぐ

取り外し可能な治療です。(保険適応です。)

比較的軽度なドライアイ
素材は液体コラーゲンのプラグで涙点をふさぐ
中度のドライアイ
素材はシリコン製のプラグでを涙点の1/2(4つのうち2つ)をふさぐ
それでもドライアイの症状が出る
シリコン製のプラグで涙点すべてをふさぐ

 ドライアイイメージ画像8

手術

涙点をふさぐ手術で、永続的なドライアイ治療になります。


涙点とは?

ドライアイの治療方法:涙点プラグの説明1

 涙点とは、眼の内側の方に上下2か所ある穴のことです。

 涙は、主涙腺より目の表面へと流れ込みます。そして涙の約10%は目の表面で蒸発し、残りの約90%は涙点から鼻に流れ出ていくため、涙点は、ドライアイの治療に重要な場所なのです。


涙点プラグ治療・手術方法とは?

ドライアイの治療方法:涙点プラグの説明2

 涙点プラグの治療や手術によるドライアイの治療法では、涙腺から分泌される涙の量が少ないのに、涙点からどんどん涙が排出されると涙の量が不足し、目の表面が乾いてしまうため、涙の出口(涙点)に栓(プラグ)をすることで、十分な涙を目の表面に溜めるように試みます。

 ドライアイの手術は、涙の出口(涙点)に栓をするのではなく、閉じてしまうことで涙を保ちます。


涙点プラグの種類

ドライアイ治療用涙点プラグ1

液体コラーゲンプラグ

  • 比較的軽度のドライアイの患者さんに適しています。
  • 涙の出口である涙点から注入し、涙が流れないように栓をします。
  • 材料は、特殊なコラーゲンでできています。
  • 涙点に注入する時には液体ですが、15分ほど目を閉じていると、体温でゼリー状に固まり、涙の栓になります。
  • 涙点には細い管から注入するので、痛みはほとんどありません。また、注入後も違和感や不快感がほとんどありません。
  • 時間がたつと自然に分解されます。1〜2か月間持続しますが、ドライアイの治療期間は個人差があります。
ドライアイ治療用涙点プラグ2

シリコン製プラグ

  • 効果が非常に高いドライアイ用プラグです。
  • 中等度のドライアイの患者さんに適しています。
  • 涙の出口である涙点を小さなシリコン製の栓(直径0.5〜1mm)でふさぎ、涙をためます。
  • 短時間で装着でき、痛みもありません。
  • 簡単に取り外しができます。
  • 効果は、プラグを装着している限り、ずっと続きます。
  • プラグの脱落や違和感などがあることもあります。そのような場合は、ご来院下さい。

ドライアイの検査・診察内容と、患者さまからのお話を総合して、最適なプラグを提案いたします。

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ドライアイの予防〜ドライアイの日常での注意点〜

VDT(visual or video display terminals)作業

ドライアイイメージ画像11
  • 部屋の明るさに気をつける
    (暗すぎず、明るすぎないように)
  • パソコンの画面は見上げないで済むように、下向きにする
  • 目が疲れたら、休む

コンタクトレンズ装用時の注意点

ドライアイイメージ画像12
  • 装用時間をできるだけ短くする
  • 装用中は、人工涙液(「マイティア」など、涙の成分の目薬)をこまめに点眼する
  • コンタクトレンズの適切なケア
  • コンタクトレンズの種類を変更
    (ソフトコンタクトをハードコンタクトに変更する。
    使い捨てのコンタクトの中でも、水分を保つものを使用する等)

空調についての注意点

ドライアイイメージ画像13
  • 涙の乾燥を予防するため、
    温度(17〜28℃)・湿度(40〜70%)を管理する。
  • 加湿器などを利用する
  • こまめに人工涙液
    (「マイティア」など、涙の成分の目薬)を
    こまめに点眼する。