その前に、なぜ目は2つあるのに、1つに見えるんでしょう
それは、目で見た画像を、脳内で処理し合成しているからです
実際には、右目と左目で、見える画像は微妙に違っています。
右目をつぶったり左目をつぶったりすると、見える画像にズレが生じることに、
気付いた経験が、皆さんおありだと思いますが、
その微妙なズレから、脳は捉えた物体までの距離を割り出すのです。
だから、眼帯などして片目だけでものを見なければいけなくなった時に、
距離がわからなくなって転びそうになったりするんですね
動物では、肉食動物は目が顔の前に、
草食動物は目が横についています。
肉食動物は獲物までの距離を測るために目が顔の前に2つ並び、
草食動物は自分の敵の肉食動物がいないかどうか、
広範囲を見る必要があるためです。
顔の前に目が2つあると、正確な遠近感がわかります。
一方、顔の横に目があると、 視野が広がります。
動物は、それぞれが必要なように、2つの目をうまく配置しているんですね
おもしろいですね♪